水口泉店ニュース
- ブレーキオイルってなに?[2023.10.19]
-
皆さん、車のオイルと言えば何を頭に思い浮かべますか?
『エンジンオイル』
がまず頭に浮かぶ方が多いと思います。
エンジンオイルはエンジン内部を保護したり、
オーバーヒートを防ぐ役割があるとても重要なオイルですね。
ですが、車には他にも大事なオイルがたくさんあります。
今回はその中のひとつ
『ブレーキオイル』
のお話しです。
ブレーキオイル(ブレーキフルードともいう)は、
エンジンオイルと同様に定期的な交換が必要です。
交換せずに乗っていると、ブレーキがフカフカした感触になったり、
効きが弱くなったりしてとても危険です。
まずはブレーキオイルの役割から見てみましょう。
ブレーキオイルは、人間がブレーキペダルを踏む力を補助する役割を担っています。
ブレーキペダルを踏む事で、ブレーキキャリパー内のピストンまで油圧が伝わり、
強力にブレーキをかける事が出来ます。
そんなブレーキオイルですが、
吸湿性があり、長期間使用していると湿気を吸ってしまい沸点が低下。
ブレーキから沸点を超えるほどの熱が伝わったときに沸騰しやすくなり
その気泡により、圧力の伝達が阻害されます。
これは「ベーパーロック」と呼ばれる現象で、
こうなるとブレーキペダルを踏んでも正確に力が伝わらず、
ブレーキが効かなくなってしまいます。
つまり、劣化したブレーキオイルを使い続けると、
「ベーパーロック」を引き起こしやすくなり、
結果、ブレーキが効かず大事故につながる危険性が高くなるというわけです。
当店ではブレーキオイルは車検毎の定期交換をおすすめしております。
交換料金は車種によって異なります。
車検受付時に従業員までご相談下さい。